[ペットショップ]店頭での販売は日本だけ?海外では?いろいろ違いすぎるペットの事情
コハママです。
今日も安定のユルさで、家族の「可愛い!」を独り占め中のチワワのコハク。
コハクが家族になってから、子供と一緒に頻繁に通っていた近くのペットショップには、今は全く行くことが無くなり、たまに、ふと思う事とがある。
「あの時ペットショップで、コハクを私が飼っていなければ、売れ残ったコハクはどうなっていたんだろう?」 ペットショップで売れ残った子達が行き着く先は・・・殺処分?! もしかしたら、コハクも売れ残って・・・ |
日本のペットショップでは一般的に動物をショーウィンドウで展示販売している。日本で生まれ、日本で育ったコハママにとっては、それが昔から今のペットショップの当たり前の光景で、コハママも、小さい頃からそのスタイルのペットショップで慣れ親しんで来た。
ペットショップに行けば、可愛い動物たちがいつもそこにいて、希望すれば触ることもできるし、子供や動物好きにはたまらない楽園のような空間である。
ペットショップが楽園ではなくなる時
だれでも動物好きであれば、何も知らない子供のうちは、ペットショップに行くのは大好きだ。
可愛い動物がたくさん見れて、希望すれば触ることの出来る楽園。
しかし、大人になりペットショップの前を通るたびに、可愛い動物を見たい気持ちだけでなく、モヤッとした暗い気持ちを抱くようになり、店内に入ることを躊躇し、結果として徐々にペットショップには行かなくなってしまった。
ショーウィンドウの中の動物たちが、可愛い事に変わりないが、小さい子の中に混ざって、たまに大きくなりすぎた子もいる。大きくなりすぎた子の中で、元気のない子がいる。売れ残りしてしまった子だ。
売れ残った子の目を見ると、長い時間ショーウィンドウに居るせいか、自分の状況を悟ってしまっているかのように、元気がない。「今更みられても・・」感が半端なく漂っていて、見ているこちらが切ない気持ちになってしまう。そんな子たちを飼ってあげたいけど・・・飼えない自分が見ているだけで、とてもひどい事をしている様に思えてきてしまう。
月日が経ち、子供が生まれて成長してくると「ワンワン見たい!」と澄んだ目で言ってくる。親になって、再び避けていたペットショップに行く日が来る。子供は無邪気に「かわいいね~♡」と大喜びだ。そして子供は楽園の住人となり、足繁く通うようになるが、楽園に何度か通ううちに、小さい子に混ざった、大きい子の存在を知るようになる。
その後、子供も大人になるにつれて、売れ残りしてしまった子の行方を知る事となる。その瞬間ペットショップは子供にとって楽園では何くなってしまう。
全部のペットショップがそうだとは思わないが、売れ残りしてしまった子の行方を殺処分や、狭いゲージに押し込んで劣悪な環境で一生閉じ込めたり、繁殖する為だけの飼育にはしないでほしい。
その為に展示販売では無くなるのならそれが良い。
とにかく、小さい頃に大好きだった楽園を展示販売が無くなっても、大人になってもずっと大好きでいたいと思った。
ペットショップ日本と海外の違い
ヨーロッパのイギリスは日本より「100年進んだ動物愛護先進国」と呼ばれている。
イギリス、ドイツ、イタリアは特に動物を飼育する際の厳しい法律がある。
日本 | 動物に関して実施している事柄と国 ※全ての国ではありません |
|
ペットショップ | 動物を店舗での展示販売は可 |
動物を店舗で生体販売は禁止 |
動物を飼う時 | ペットショップ・ブリーダー・里親 | ブリーダー・ドッグシェルター |
法律 | 市に登録するだけ |
犬税がある(ドイツ、オーストリア、オランダ、フィンランド、スイス、チェコなど) 殺処分という考え方や施設がない(ドイツ、オーストリアなど) |
殺処分の動物 | 年間数十万頭の動物 | 年間0(ドイツ) |
※海外でもペットショップで展示販売している国もある
上記にまとめたように、動物が快適に暮らせる為に法律があったり、国によっては税金があるなど、知らなかった事がたくさんあった。その中で、日本の動物の殺処分の数が!・・と言う事。事実とはいえ残念だ。動物は生命体なのに、日本ではペットはいまだ物としての扱いが現実。
日本の動物の殺処分の数が、ペットショップの売れ残りしてしまった子だけではないと思うが、全体として悲しい現実が早急に何とかならないものかと日々思う。
チワワのコハクは大きくなりすぎた子
チワワのコハクは、ペットショップの大きくなりすぎた子だった。子供と通っていたペットショップで、小さい頃には高額な値段で売られていたが、コハクが成長するにつれて、金額は著しく下がっていった。結論から言うと最終的には、コハクは本体価格1万円だった。(諸々で総額は約9万円)もう間もなくでコハクは生後6ヶ月になる事から、私が考えるに、最後の値引きだったのではないだろうか。
子供と買い物帰りに立ち寄って、犬を買う気などもちろん無かったが、ちょうどペットショップのスタッフが、値札を付け替えていた瞬間に私達が入店したが、ほかの動物たちが高額な中で、コハクの1万円に驚いて、慌てた記憶がある。「やばい!!買い手がなかったら、この子、もう死んじゃう!!」っと私は瞬時に思ってしまった。
コハクは、もはや諦めきった瞳で、シッポを降ることもなく、ただ、ぼんやりとこちらを見ていた。おとなしい、元気というか、生気がない子だった。「この子、もうあきらめてるんだ!」と私は感じ「そんなのダメだ!」と、ただの買い物帰りなのに、いてもたってもいられなくなり、コハクを飼うことになってしまった。という流れだった。
今思うと、コハクは衝動買いになってしまうが、前々から何かしらの動物は飼いたくて、いずれは飼おうとは思っていたが、正直このタイミングではなかった。私の独断で飼うことを決めてしまった為、バタバタと家族に話したり、犬を飼う準備をしたり、ペットショップに数日預けて引き取りに行った。
今となっては、かけがえのない家族であり、大切な私の子供になったが、この時の私の場合は、たまたま犬を飼える環境だった。というだけで「かわいそう」とか「寂しいから」など本来その時の感情でペットを飼うべきではないと考えている。そうでないと、後々、飼えない状況になってしまうおそれがあるからだ。と、私が言っても説得力に欠けるが、これからペットをと考えている方がいるならば、数十年先まで責任を持って面倒みる覚悟で検討してほしいと思う。
もちろんコハクは私が責任を持って、生涯見ていく覚悟である。そして、幸せにしたいと思う。
何だか、ペットを飼うということは、結婚みたいだ。
※今回の内容は、コハママの独自の考えと調べであり、内容に極端な表現があるとは思いますがコハママ一個人の思うところです。偏りのある考え方ではありますが、私が体験したペットショップを内容にしております。もし、最後まで読んで頂いて、不快な思いをした方がいるとすれば、すみませんでした。
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